Brand Identity
ブランドの設計
ブランドは、ロゴだけで形づくられるものではありません。視覚表現からパッケージ、Webサイトまで、一つひとつの接点に同じ思想を通すことで、印象は少しずつ輪郭を持ちます。
Bun & Biteでは、「気軽さ」と「丁寧さ」が自然に共存するハンバーガーショップを目指し、日常に溶け込みながらも確かな個性を感じられるブランド体験を設計しました。

Strategy
ブランドの骨格
デザインの着手前に、ブランドが届けるべき価値と独自の立ち位置を思考のマップとして整理しました。
多くのハンバーガーショップが「ボリューム」や「アメリカン」を打ち出す中、Bun & Biteは「毎日食べたくなる軽やかさ」と「都市的な洗練」を軸に据えています。
このブランドの骨格が、その後のすべてのデザイン判断の基準となっています。
Mind Map
Bun & Biteのブランドを構成する要素を、1枚のマインドマップに整理。
WHYを起点に、ブランド全体の方向性を可視化しています。

WHY
なぜ存在するのか。
何を大切にするのか。
他店と何が違うのか。
そして、どう覚えてほしいのか。
Bun & Biteのブランドの根幹を定義しました。
このWHYは、ロゴや配色だけではなく、店舗体験やWebサイトに至るまで、一貫した判断基準として機能しています。

FROM STRATEGY TO IDENTITY
WHYで定義したブランドの核を、ロゴ・カラー・タイポグラフィ・パッケージ・Webへ展開しました。
一つひとつのデザインを独立して考えるのではなく、一貫したブランド体験として設計しています。
STRATEGY

LOGO

VISUAL IDENTITY

PACKAGING

WEBSITE
LOGO DEVELOPMENT
ラフスケッチから検証を重ね、ブランドの核を象徴するロゴをデザイン。
やわらかさと信頼感を両立できるシンプルな形状を目指し、余計な装飾を削ぎ落としながら視認性と個性のバランスを整えました。

ラフスケッチ
BUN(パン)とBITE(ひとくち)の要素を、Bのフォルムにどう統合できるかをさまざまに検討。丸み・欠け・余白のバランスを模索した。

アイデアの整理
Bの上部の曲線で"BUN"の柔らかさを、右上の欠けで"BITE"の動きを表現。余計な要素を削ぎ落とし、シンプルな形へと収束させた。

形状の設計
曲線の太さや角の丸み、全体のバランスをミリ単位で調整。視認性と造形の調和を意識しながら仕上げた。

完成ロゴ
BUNのやさしい丸みと、BITEの軽やかな動きをひとつのシンプルな記号へ統合。ブランドの個性を象徴するロゴとして完成した。
VISUAL IDENTITY
ロゴを中心に、カラー・タイポグラフィ・グラフィックのルールを設計しました。
飲食店で多用される赤や黄色ではなく、ネイビーを軸に採用。
落ち着きと信頼感を与えながら、都市的で洗練された印象をつくることを目的としています。
アンバーは、焼きたてのパンや香ばしさを想起させるアクセントカラーとして設計しました。
COLOR
ネイビー
オフホワイト
チャコール
アンバー
TYPOGRAPHY
BUN & BITE
PACKAGING
ブランドの世界観をパッケージに落とし込み、手に取る体験をデザインしました。
パッケージもブランド体験の一部として設計。
過度な装飾を避け、シンプルな造形と余白によって、店舗でも持ち帰りでもブランドの印象が一貫するようデザインしました。

ブランドツールキット
ロゴを起点に、ショッパーやカップ、ショップカードなどへ一貫したビジュアルを展開。ブランドの世界観を日常のあらゆる接点へと落とし込んだ。

ショッパー
クラフト紙とオフホワイトの2種類の素材展開。シンプルな構成の中にブランドカラーをアクセントとして取り入れ、上質で親しみやすい印象を表現した。

ストアサイン
遠くからでも認識しやすいシンボルを中心に構成。店舗の視認性を高めながら、ブランドイメージを印象的に伝えるサインとした。

テイクアウトカップ
持ち帰りや店内利用を問わずブランドを印象づけるアイテム。余白を活かしたレイアウトにより、手に取るたびにブランドを印象づける存在感を生み出した。

包装紙
ロゴ、シンボル、タグラインを組み合わせたオリジナルパターンを制作。包むという行為そのものをブランド体験へと変えるグラフィックとして設計した。
WEBSITE
ブランドの世界観をそのままデジタル空間へ展開。
写真、余白、タイポグラフィ、アニメーションまで統一することで、店舗と同じ印象をWebでも体験できる設計としました。

